【昆布・業界情報】貝殻島昆布漁のロシアとの交渉妥結、棹前昆布漁が始まる【ヒロコンブログ第52回】
釧路産昆布の棹前昆布の採取予定も決まる
貝殻島の棹前昆布採取がこれから始まるなかで、釧路産昆布の棹前昆布の採取予定も決まりました。
釧路産昆布を採取する地区はそもそも5つの地区があります。
それが浜中(はまなか)、散布(ちりっぷ)、厚岸(あっけし)、昆布森(こんぶもり)、釧路市東部(くしろしとうぶ)というところですが、このなかで浜中地区は棹前昆布の採取予定が今年はありません。
釧路地区は今年流氷が思ったよりも岸に近付いたそうで、その際に生えていた昆布が流氷が動いた時に削られるということが発生し、昆布の採取量が減少する恐れが指摘されております。
それらの要因なども含めて浜中地区では採取しないそうですが、それ以外の地区は5月終わり~6月末の1ヶ月間で2,3日ほど採取するそうです。
釧路産の棹前昆布は九州地方を中心に人気の昆布なので、採取できることに越したことはありません。
今年はどれぐらい採取されるかが気になるところなので、今後の動向を見守りたいと思っています。
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