某飲料水を思い浮かべるデザインに魅せられて【ヒロコン商品デザイン展~第2回~】
デザイン開発までの道のり
「爽やかさ」をイメージできるデザインになったわけだが、こちらのデザイン開発までの道のりに関して、当社開発担当に伺ったのでご紹介しよう。
まずこちらの商品デザインを開発した当時、「塩ふき昆布」というものが料理の調味料として使われ始めた頃であったそうだ。
それまではお茶漬けに使ったりご飯と一緒に食べたりくらいであったものが新たな使われ方をされ始めたということで、デザインのイメージも刷新し、新米ママさんや若者に使ってもらおうという目的を持ってデザイン作成が始まったそうだ。
そこからコンペを行い、何社かのデザインの中からこちらが選ばれたそうである。
ちなみに青色と水色の模様は塩の結晶や水玉をイメージしたそうで、爽やかさや可愛らしさを感じるデザインにしたのは、お茶漬けに使えるイメージを想起させる従来のデザインを刷新するところもあったそうだ。
以前も申し上げたが、昆布商品のイメージは「武骨で男っぽい」というところがどうしても強いが、こちらの商品デザインを開発した頃から、ヒロコンでは「女性が手に取りやすい、可愛らしいデザイン」を目指して刷新を進めていたことが伺える。
それが第1回で紹介した「こんぶジェンヌ」に後々繋がってくるというわけだ。
「お客様に興味を持ってもらい、手に取ってもらう」ために可愛らしいデザイン、今までの昆布屋のイメージと違うデザインを作ることは今後も続けていきたいと考えているし、今までに作成してきた従来のイメージと違うおしゃれなデザインをしている商品を、今後もこちらのコラムで紹介していければ幸いである。
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